PPC広告の運用代行事業から、PPCアフィリエイト事業に移行した僕が感じた、代行とアフィリエイトの違いをまとめてみました。

1.効果測定の方法

PPC広告代行の場合、コンバージョンタグを広告主のサンクスページに設置して、成果を測定することが通常の効果測定のやり方になります。

ですが、アフィリエイトの場合は、広告主のページにコンバージョンタグを設置することができないので、自分のページから広告主のページに送客するときに、クッションページをはさみ、このクッションページにコンバージョンタグを設置することで効果測定をすることになります。

このため、代理店時代であれば積極的につかっていた、コンバージョンオプティマイザーがうまくはまらないパターンが増えました。

最終コンバージョンではなく、中間コンバージョンのため、送客が出来ていたとしても、最終コンバージョンにはつながらないユーザーばかりを送り込むということが発生していました。

また、最終コンバージョンは各アフィリエイトのASP管理画面で、リファラーを見ながら確認をする必要があり、どのキーワードやどの媒体から成果が上がったのかを調べるのに時間がかかりました。

まれに広告主の中にはコンバージョンタグを設置させてくれるところもあり、これで代理店時代と同じ運用ができると考えていたのですが、管理画面上ではコンバージョンが上がっていても、アフィリエイトの管理画面では成果が上がってこないということがあります。

これは、ユーザーが他のアフィリエイターのcookieを踏んで、自分のcookieが上書きされてしまうことで起きる現象です。

2.広告を出せる媒体

アフィリエイトの場合は、広告主のページにユーザーを誘導することが目的となるため、Googleの場合はブリッジページ扱いになるため、広告掲載ができませんでした。

最近では、Googleでも絞り込み検索をつけるなどのサイトの作り方をすることで広告掲載をすることができるようになっていますが、成約率がよくない場合もあります。

また、YDNはアフィリエイターがよく使う媒体ですが、バーティカルフィードという特別メニューなどは、広告掲載の規約の中にアフィリエイトはNGと記載されていて、広告の審査にもかけてもらえません。

その他の広告媒体でも、広告主がその媒体を使っていると、アフィリエイターが出したい訴求を制限されたりすることもありました。

広告代理店で運用をしていた場合は、色々な媒体を組み合わせながら、広告戦略を描くことができましたが、アフィリエイトの場合は制限があるため、代理店の時に考えていた戦略をそのまま展開することは難しかったです。

ただ、最近は広告媒体側もアフィリエイトで出せるように配慮をしてくれているようで、通常の広告主と変わらない運用もできるようになりつつあります。

3.改善のスピード

効果測定がやりにくい、広告を出せる媒体が少ないと、後ろ向きなことを書いていますが、改善のスピードという点に関しては、広告代理店時代よりも圧倒的に早くなりました

広告代理店時代は、ひとつの施策をするにも大勢の人間が関わるので、確認作業がたくさん発生するため、時間がかかります。

アフィリエイトの場合、事前に広告主とASPとの間でPPC広告で運用をする場合の注意点や禁止事項の取り決めを行ってくれているので、それにそってやることで、施策を行うスピードが早くなりました。

また、手数料ビジネスではないため、成果を出すことができなければ、赤字になる怖さがあります。代行業務をしているときも、真剣に運用はしていましたが、成果がでなくても手数料としてお金が入ってくる安心感は、やはりありました。

そこを考えると成果を出すという執着心は前よりも強くなるので、改善スピードが前よりも圧倒的に早くなりました。直近の取り組みでは、ある案件で成約率が4%だったものを2週間で13%まで上げることができました。

まとめ

PPC広告代行事業からPPCアフィリエイト事業に変わったことで、他にも色々な気づきがありましたが、PPCアフィリエイトの場合、うまくいったときの自分に返ってくる金額の大きさは、代行事業と比べると大きいと感じています。