「最近、リスティング広告でイマイチ売上が伸びないよな。今、任せている広告代理店の対応も遅いし、自分でやったほうがいいんじゃないかな…。」

と、広告主の方であれば、一度は思ったことがあるでしょう。

でも、いざ広告代理店の運用をやめて、自社でリスティング広告をはじめると失敗して、前よりも効果が悪くなり、前の広告代理店にもう一度依頼することになる…。ということはあります。

なぜ、リスティング広告の自社運用は失敗するのでしょうか?

運用をする人がいない、知識が足りない、最新の情報が手に入らない…。など、理由はあげられますが、意外な理由が自社運用を失敗させています。

1.広告費用の支払いが前払いになることに難色をしめす

広告代理店の運用から自社運用に切り替えるときに起こることのひとつが、広告費用の支払いが前払いになることに対する抵抗です。

いままでは広告代理店が手数料と一緒に請求書を出していたものが、自社運用に切り替えたことで、先に広告費を出さないといけなくなります。

これに難色をしめす人が社内にでてきます。いままで後払いでできていたものが、なぜ先に支払わなければいけないのか?と…。

クレジットカードで対応をすれば、今までと同じ後払いになるのですが、そもそも社内のクレジットカードは広告費の支払いのために作っていないため、これにも難色をしめされることがあります。

新しく広告支払い用のクレジットカードを作るにしても、今度は作るまでに時間がかかりますので、この段階で自社運用を諦めるというケースがあります。

2.自社運用はなんでもできるから、なにもできなくなる

自社運用に無事に切り替えることができた後も、まだまだ問題はたくさんあります。

自社運用でやることができれば、今まで以上に自由にスピードを上げて運用をすることができます。

それこそ、ありとあらゆることができるようになります。

1時間単位の入札調整だってできるでしょうし、広告文やLPの検証もいくらでもできます。

でも、なんでもできるからこそ、やりすぎて、その施策が本当に必要なのかどうかがわからなくなってしまいます。

同時に施策をやってしまったり、その日の思いつきだけで施策をやってみたり、やってきちんと管理できるならまだいいのですが、自社運用をすると担当者は、他の業務を兼業していることがよくあります。

その結果、やった施策を忘れてしまい、放置するということもよくあります。

結果的になんでもできるからこそ、管理することができずに、どうすればいいのかわからない状況になり、なにもできなくなってしまうということがあります。

自社運用を失敗させないようにするためには、やはり運用担当者に丸投げをするのではなく、経営者の方がきちんと内容を把握して、コントロールをする必要があります。